子どもの保育園を探す上で、重要なポイントとなるのが保育園の見学です。認可保育園の場合には、役所から申し込むため見学が必須条件であることはほとんどありません。しかし、認可外保育園の場合には、見学会や説明会への参加が申し込みの必須条件となっているところもあります。今回は、保育園の見学に関するタイミングやマナー、見学のポイントをご紹介します。

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保育園の見学について知っておきたいこと

まずは、保育園の見学に関するタイミングやマナー、必要な持ち物についてご紹介します。

見学するタイミングは？

見学可能な時期は、保育園によってさまざまです。一年中見学OKのところもあれば、特定の時期に見学会を開催している保育園もあります。最近ではオンライン見学や、園内ツアーの動画配信を行うことで見学会の代わりとしている保育園もあります。 

基本的には、入園を希望する前年の11月に、入園手続きや申込がスタートします。そのため、少なくとも前年の9月から10月頃までには保育園の見学を済ませておくようにしましょう。

服装のマナーは？

保育園の見学における服装マナーは、清潔感のある動きやすい格好であればとくに細かい決まりはありません。フォーマルスーツのようなかしこまった格好よりも、動きやすいシンプルな格好がおすすめです。とはいえ、露出の多い服や、ダメージジーンズなどのカジュアルすぎる服装は避けておいた方がよいでしょう。

持ち物は？

見学当日は、筆記用具とメモ帳を忘れずに持参してください。また、スリッパを持参するよう指示されている保育園も多いので、念のために持っていくとよいでしょう。見学会ではさまざまな資料が配布されます。A4サイズの用紙を持ち歩けるようなファイルや大きめのバッグを持って行きましょう。

保育園見学のポイント

次に、保育園を見学する際に注目すべきポイントについてご紹介します。

保育料金

認可保育園であれば、基本的には世帯収入によって保育料が定められていますが、認可外保育園の場合には、施設が自由に保育料を設定しているため金額に大きな幅があります。

さらに、基本となる保育料のほかにも、入園グッズの購入費、給食費、保険料、シーツ代、おむつ代、送迎バスサービス代、教材費、制服費などがかかります。見学の際には、必要な費用や支払い期限、支払い方法なども確認しておきましょう。

保育士の雰囲気や経験

子どもと長い時間を過ごすことになる保育士の雰囲気や経験についてもチェックが必要です。保育士や看護師、栄養士などの資格者の人数や割合について、さらに常勤・非常勤の保育士の割合についても尋ねてみるとよいでしょう。また、保育士が子どもにどのような言葉がけを行っているか、安全確保にしっかりと目を向けられているかもチェックのポイントです。

施設・設備

保育園の見学では、施設や設備の安全性や衛生面についても細かく確認しておきましょう。トイレや手洗い場が清潔に保たれているか、施設の入り口の防犯対策が念入りに行われているか、遊び場のスペースや遊具の安全性が保たれているかについても注目してみましょう。

保育の内容 

保育園によって子どもに対する保育の内容や方針が大きく異なります。外遊びの頻度や休み時間の過ごし方についてもしっかりと観察してみましょう。保育園によっては、リトミックなどの音楽教育や、英語教育を行っているところもあります。子どもがのびのびと楽しく過ごせるようなプログラムが用意されている保育園を選びましょう。

保護者の負担

保育園によって保護者の負担はさまざまです。たとえば、おむつを持ち帰るよう決めている保育園や、シーツやバスタオルの用意を保護者が行う保育園もあります。また、お遊戯会や遠足など保護者が参加する必要のあるイベントの数についても確認しておきましょう。

まとめ

今回は、保育園の見学に関するタイミングやマナー、チェックするポイントについて詳しくご紹介しました。子どもが安全に楽しく毎日を過ごせるよう、さまざまな観点からしっかりとチェックすることが大切です。上記のポイントに注意して、安心して子どもを預けられるような保育園を選びましょう。 

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