妊娠・出産終えて、職場復帰を予定している方の中には、保育園探しについて不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。待機児童が社会問題となっている今、保育園探しはしっかりと計画的に行うことが重要です。そこで今回は、保育園を探し始めるタイミングについてや、入園までの流れについて詳しくご紹介します。

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保育園はいつから探す？

ここでは、保育園を探し始めるタイミングについて、0歳から入園する場合と、1歳以上から入園する場合に分けてご紹介します。

0歳から入園する場合

産休が終わってすぐに仕事復帰したいという方は、0歳から子どもを保育園に入園させることになります。この場合には、妊娠中の安定期に入った段階ですぐに保育園探しを始めましょう。保育園の中でも、8週間の産休明け直後から受け入れを行っているところは少なく、競争率が高いのが特徴です。認可保育園だけでなく、無認可保育園やベビーシッターなども選択肢として検討しておきましょう。

1歳以上から入園する場合

1歳以上から入園させる場合には、入園させたい年の前年10月までに保育園を探す必要があります。なぜならほとんどの保育園は、入園の前年10月〜12月頃に申し込みが始まるからです。そのため、遅くとも9月頃には保育園の情報収集を始めましょう。

保育園探しから入園までの流れ

次に、保育園探しから入園までの流れをご紹介します。

情報収集

保育園探しはの情報収集は、申し込みの時期を逆算して、計画的に始めましょう。自治体によって申し込みの時期や募集人数などが異なるため、事前に問い合わせを行ってください。その際には、待機児童数についてや、昨年の状況についても確認しておくのがおすすめです。

保育園の見学 

情報収集を行いいくつかの保育園に絞ったら、保育園の見学を行いましょう。保育園の見学では、保育士の資格の有無や子供への対応について、施設の衛生面や安全性についてもしっかりとチェックを行ってください。また、コロナ禍の影響もあって、オンラインで保育園の見学ができるところも増えています。時間に余裕のない方は、ぜひ活用してみましょう。

入園希望申請書の提出

10月〜12月頃にかけて、入園希望申請書の提出を行います。提出の期限が近づくと、窓口が混雑することが予想されます。早めに余裕を持って、申請書を提出してください。

入園準備・入園

入園が決まったら2月頃に電話や封書で連絡が届きます。3月に保育園での面談や健康診断を行い、4月に晴れて入園、慣らし保育からスタートします。 

もし、保育園に入れなかったら？

次に、万が一保育園に入れなかった場合の対処法や考えられる選択肢についてご紹介します。

2次募集を狙う

最初に行うのが2次募集の確認と応募です。1次募集に比べると狭き門ですが、積極的に応募を行いましょう。2次募集の定員については、自治体の窓口で確認できることもあります。また、4月の入園枠でなくとも定員に空きがあり次第入園できることもあるので、諦めずに申し込みを継続してください。

認可外保育施設を検討 

2次募集を狙うと同時に、認可外保育施設についても検討しましょう。認可外保育施設とは自治体には認められていないものの、独自のプログラムを展開している保育園です。2次募集に落ちてしまった時にすぐ問い合わせができるよう、子どもに合った保育園をいくつかピックアップしておきましょう。

企業主導型保育園を検討

保育園以外の選択肢としては企業主導型保育園もおすすめです。企業主導型保育園というのは、従業員に対する福利厚生の一部として設置してある保育施設です。従業員の子どもでなくとも、地域の子どもたちを受け入れる枠が用意されていることも少なくありません。インターネットを使ってリサーチを行い、直接入園枠について問い合わせてみましょう。

まとめ

今回は、保育園を探し始めるタイミングについてや入園までの流れ、さらに保育園に入れなかった場合の対処法についてご紹介しました。職場復帰を希望する方にとって、保育園探しは死活問題です。希望の保育園に入れるよう、早めに情報収集に努め、計画的に申し込みを行いましょう。

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